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純ちゃんは、その女子高で人気があった。 成績トップクラスの頭脳派グループや、器量も家柄も良いお嬢様集団が幅を利かせていたその女子高で、純ちゃんは、奇抜なライオンヘアと持ち前の「ワンフレーズ」で、痛みを伴う改革路線を打ち出し、平々凡々な生徒たちの心をつかんだ。 純ちゃんは、生徒会長になった。 純ちゃんは一度確立された自分の地位を長く保つためにいろいろ考えた。面倒な派閥は好きじゃない。その代わり、なるべくしがらみのない生徒たちを取り込もうと考えた。 生徒会なんて興味もなかった官僚みたいなガリ勉や、特に何の実績もない生徒に声をかけ仲間にしようとした。純ちゃんの言う通りにすればBMWが買えるからと生徒会に立候補し、当選した者もいた。 純ちゃんを嫌うグループは、彼らのことを「刺客」とか「純ちゃんチルドレン」と呼んだ。 しかし純ちゃんは、自分の人気が無くなる前にあっさりと生徒会長を辞めた。 問題はいろいろあった。だけど、その問題が浮き彫りにされる前に純ちゃんは辞めた。次に会長になったのは、純ちゃんの片腕として活躍していた、安倍ちゃんだった。 安倍ちゃんは、純ちゃんの尻拭いをしていたようでもあった。だから疲れて、すぐ辞めちゃった。 これまでこの学校を牛耳って来た頭脳派やお嬢様軍団は、ここぞとばかりに一致団結し、次の選挙での巻き返しを図った。 さて、これで困ったのは、純ちゃんにそそのかされて生徒会入りしたグループの面々だ。 元々なんの取り柄もない彼らは、純ちゃんがいないと次の選挙では勝てる見込みなどない。さて、どうしようか……。 彼らは、もう一度立候補してもらおうと、純ちゃんにお願いした。 ●引用先 学校のみんなは、急に生徒会のことなんてどうでも良くなった。 もしかしたら、隣の「小沢高校」に吸収されて、そのうち乗っ取られてしまうかもしれないのに……。 しかし、同日夕になって、小泉氏が出馬しない意思が固いことが伝わるとトーンダウン。午後8時半から東京都内で開かれた集まりでは「次善の候補」は誰かで意見を戦わせざるを得なかった。約2時間後、会合を終え姿を見せた片山氏は「福田さんは小泉内閣の番頭(官房長官)だったので安心できる」と福田氏への期待を語った。 結局、みんなからあまり好かれていない教頭の森喜朗先生が「生徒会長は福田」って言った。 渋々、純ちゃんチルドレンたちは、それに従った。 「おんなこども」は派閥が大好きだってことを、森先生はちゃんと知ってるんだ。 構成/小林辰巳 ●安倍ちゃんの想い出アルバム
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